こんにちは、yasuです。今日は今話題となっているスマホ条例についてのお話です。
近年、子どもから大人まで生活に欠かせない存在となったスマートフォン。その一方で、「長時間利用による健康への影響」が社会問題として注目されています。
そんな中、愛知県豊明市で「スマホ利用は1日2時間以内を目安」とするスマホ条例が全国で初めて提案され、話題となっています。
では実際、日本人はどれくらいスマホを使っているのでしょうか?国の調査データをもとに、年代別の利用時間を整理し、条例との関係を考えてみましょう。
国の調査でわかる年代別のスマホ利用時間
令和3年に総務省が実施した「社会生活基本調査」を調べてみました。
この調査は全国の10歳以上の19万人を対象にして調査されたものです。各年代のスマートフォン・パソコンの使用率と平均使用時間について各年代ごとに記載されておりました。
それによると、スマートフォン・パソコンなどの使用者率は 25~34 歳で 85.9%と最も高く、平均使用時間も 25~34歳で5時間 47分と最も長いそうです。会社での仕事でも使うことが非常に多いと思うので、それを考慮すると妥当な数値かもしれませんね。
しかし、もっと注目すべきは、2番目に使用者率が多いのが、15~24歳の83.5%、また平均使用時間も15〜24歳の5時間30分でした。
やはり高校生、大学生ごろの年代も多く使用されていることがわかりますね。
年代 | スマホ・パソコン使用者率 |
---|---|
10〜14歳 | 66.2% |
15〜24歳 | 83.5% |
25〜34歳 | 85.9% |
75歳以上 | 20.6% |
年代 | スマホ・パソコンの平均利用時間(1日) |
---|---|
10〜14歳 | 2,26時間 |
15〜24歳 | 5,3時間 |
25〜34歳 | 5,47時間 |
75歳以上 | 1,53時間 |
参照↓
https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/pdf/gaiyoub.pdf

スマホ条例の内容とは?
愛知県豊明市が提案したスマホ条例では、
- 小学生以下:夜9時まで
- 中学生・高校生以上:夜10時まで
- 余暇の利用は「1日2時間以内」
とされています。
ただし罰則はなく、市民に「健康的なスマホ利用」を促す理念条例という位置づけです。
データと条例のギャップ
国のデータを見ると、若年層の平均利用時間はすでに「1日7時間超」。条例の「2時間目安」とは大きな差があることがわかります。
つまり条例は、現実の利用状況をそのまま縛るものではなく、「注意喚起」と「意識改革」を狙ったものだと解釈できます。
いずれも「市民に促す」表現であり、罰則や義務づけは一切なく、自由意志に任せる理念条例です。
家庭や教育現場への影響
家庭では「夜10時までにスマホを切り上げよう」という目安ができるため、親子でルールを作りやすくなります。教育現場でも「学習とスマホのバランスを取る教材」として活用できる可能性があります。
一方で、「実際に7時間以上使っている若者にどう行動変容を促せるか?」は今後の課題といえるでしょう。
賛否両論ありますが、今後の展開が気になるところですね。
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